神さまからの御忠告
最近の私のライフワークになりつつあるもの、それは『御朱印あつめ』です。
google mapで近所の神社を確認し、お参りをしています。
特に心がけていることは、個人のお願いごとはせず、地域を守ってくださっている神々に感謝すること。
初対面の神様に厚かましくお願いばかりしてはいけないと、心底反省する出来事があってから、地元の神様以外の神様には『お願い事』を祈るのはやめました。
せいぜい、いつも私たちを御守りくださりありがとうと、感謝の意を伝えるくらいでおしまいにしています。
世の中に神社仏閣は数あれど、一番お世話になっている神社は一つしかないのですから、私の家の神様を一番大切にしなくては罰があたってしまうでしょう。
私がそのように考えたきっかけは、長らくお世話する者がいなくなっていると思われる、私の母方の実家裏に鎮座坐していらっしゃる祠の存在が、あるとき異様に心配になって、私が祠の世話をしなくてはいけないような心持ちになりまして、迷った末お世話になっている神社のおみくじに頼ったのです。
そうしたら、おみくじには神様からのごくまっとうなお叱りの言葉が書いてあったのでした。
おみくじが無くなってしまったので、うろ覚えですが、
『神にばかり頼るな。神にすがり願われれば、神はすくい上げるように努力するが、人が神を信仰し敬うからこそ手助けするのである。自ら努力し頑張らなければいけない』
と、なかなか厳しい深いお言葉でした。
実家の裏手にある祠には、私の持病がある以上頻繁にお世話はできませんし、もし関わることに決めたなら誠実に祭事を行わなければかえって神を愚弄することになってしまうでしょう。
身の程を知って、つつましく身近にいらっしゃる神様だけを祀っていくことが、私にできること。
欲をかいて四方八方に願い事をして回ることは軽薄すぎるし、無責任なことだとそう心から思えたので、これからは真剣な心願以外はお願い事はしないでおこうと、思えたのでした。
それにしても、私のお慕いしている神様は、私の甘えてるところをスパッと切ってくるなあ~
今までの印象だと優しい雰囲気、いつでも神社においで、っていうタイプだと思っていたのですけど。
本質は戦いの神様であるからか、今回のおみくじの件で苛烈な印象を持ちましたよ。
これを読んでいる方、もし今後神様にご相談なさるときは、真剣におみくじを引いてみてくださいね。
大吉でも凶でも、そこの部分は気にしないで、そこに書かれている長い神様の言葉をよく読んでみて。
驚くほど現状に即した、神様の言葉がそこにはあると思うから。
御神託を大事にかみしめていきましょうね。